交通事故治療

2020年09月8日

こんにちは!
菊川駅前整骨院です。

皆さんは交通事故にあわれた経験はありますか?
できればあいたくないですが、自分が注意しても追突されてしまったというケースも多々あります。

今回は交通事故にあってしまった場合の対応についてお話しさせていただきます。

交通事故にあった時の対応

急に事故に遭遇した際に動揺してしまい、正しい判断ができない可能性が高くなってしまいます。

そうならない為にも対応の手順を一通りチェックしていざという時に備えておきましょう。

・負傷された方の救護
・警察への届け出
・相手の連絡先確認、名刺交換
・目撃者確保
・事故現場の記録
・保険会社への連絡
・病院、整形外科の医師の診断
・整骨院へ通院、治療

※先に整骨院へご来院されてから病院、整形外科への通院も可能です。

 

自賠責治療について

では、実際に交通事故で治療を受ける際のポイントについてお伝えします。

 

1、交通事故治療の場合は自賠責保険の適応が可能です!

交通事故治療の場合は基本的に自己負担は0円です。
これは自分の入っている保険会社、あるいは相手の方の保険会社が支払いをしてくれる為です。

その為治療費を気にする事なくしっかりと専門機関の施術を受けることができます。

 

2、通院回数に応じて慰謝料が支払われます

事故にあわれた方を救済する為にある保証制度です。
整骨院、整形外科へ通院するごとに1日4,200円の慰謝料を受け取る事ができます。(上限あり)
交通事故治療の場合は治るまで通い続けるというのが難しい為、自賠責治療終了後の治療費にあてたり、精神的慰謝料として受けてる事が可能です。

 

3、同乗者の治療もOK

自賠責治療を受けられるのは運転手のみではありません。
助手席にいる方や後部座席に同乗している方も治療可能です。
治療の流れは運転手の方と同様になり、同じように治療をうけることができます。

 

4、整形外科との併院や、他整骨院からの転移可能

治療を受ける医療機関は患者様自身が決める事ができます。
なので、一度通院しても合わなかったり通院しやすい場所があれば転移する事ができます。

整形外科等でレントゲンを撮ってもらった後に整骨院で施術を受けるなど併用して通院することもできます。
病院には月に2回ほどいって診療をうけることをおすすめしています。

 

交通事故の対応は少し頭に入れられましたか?
いざという時のために準備しておきましょう!

 

こんなお悩みでお困りではありませんか?

◆むち打ち、首、肩、腰が痛い

◆身体のあちこちが痛む

◆保険会社とのやり取りが不安

◆交通事故が初めてですべてがよくわからない

こういったお悩みがあっても安心してください!

交通事故治療に自信あり!当整骨院があなたの力になります!

なんでもお気軽にご相談ください。

↓交通事故の施術についてはこちら↓

交通事故・むち打ち 治療

猫背は4タイプ?【後編】

2020年09月7日

どうも!✨

 

今回は前回の続き!

背中猫背、反り腰猫背について

お話していきます!

 

前編はこちら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

猫背は4タイプ?【前編】

 

背中猫背

これは骨盤が後ろに寝てしまうことで

背中が丸くなってしまう状態です。

 

主にお腹の筋力が弱く

骨盤を支える力がない人

多いパターンです。

 

また日頃の椅子の座り方が

画像のようになる人や

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お尻の筋肉(大殿筋、中殿筋など)

硬さも原因になります。

主な症状として背中の痛み

頸、肩猫背を誘発してしまうことがあり

呼吸時の痛みなども起こします。

 

他のパターンと比べて比較的症状は少ないですが

放置すると姿勢矯正が必要になるくらいの猫背に

なってしまうので注意が必要

 

この猫背はいわば猫背の初期段階とも言えます。

早期から筋トレ普段の座り方

意識することが大切です。

 

反り腰猫背

慢性的に腰が痛いそこのあなた

もしかしたらこのパターンの猫背かも

 

デスクワークやドライバーなど

座っている時間が長い人

股関節が硬い人

お腹の筋力が弱い人は用注意!

 

反り腰とは?

反り腰とは腰の骨(腰椎)の反りが強くなっている状態。

 

これは腰椎と骨盤に付着する腸腰筋

太ももの前に着く筋肉(大腿直筋、縫工筋など)

広背筋の硬さが原因として大きく関係してきます。

 

画像を見て頂けると分かりますが

これらの筋肉は全て骨盤に付着しています。

そしてその筋肉が硬くなると

骨盤を引っ張ってしまい

骨盤が前に傾いてしまいます。

 

治療家の間ではこれを骨盤の前傾と言います。

骨盤が前に傾くとそれにつられて

腰椎の反りも強くなり反り腰の完成です

 

さらに!

腸腰筋は腰椎に付着すると言いましたね。

その腸腰筋が腰椎を前に引っ張り

腰の反りをより強くしていまうのです

 

このことから腸腰筋は反り腰に大きく関係してくると言えます。

 

反り腰になると

背中~腰の筋緊張が高くなってしまう

  →慢性的な腰痛に…→ギックリ腰のリスクも

・ぽっこりお腹になる

・起床時に腰が痛くなりやすい

・股関節の痛みを誘発することも

・臀部、ハムストリングスの硬さを招き、坐骨神経痛のリスクも

                                 などなど

 

身体に損なことしか起きないです!

 

そして

骨盤は人間の土台!

土台(骨盤)が安定しなければ姿勢も安定しない訳ですね!

反り腰猫背はぽっこりお腹と猫背が

合わさってしまってるのではっきりいって

カッコ悪いです!!!

 

ここで簡単反り腰チェック!

画像のようにまっすぐ立ったら

そこからゆっくり腰を後ろに反りましょう。

 

反り腰の可能性がある人はここで

腰に詰まった感じ

後ろに反れない症状が出てきます。

 

私もしかして

っと思った方はやってみてくださいね!

 

反り腰に対してのアプローチ

当院では基本的、反り腰に関係する筋肉を緩めて

骨盤、腰椎が引っ張られないようにする治療がメインになります。

 

筋膜リリースや骨盤矯正などを取り入れると

より筋肉が緩みやすい状態を作れます。

 

さらに根本的に治療をする場合

寝ながらお腹に電気を流して筋トレをする

EMSという機械も治療として取り入れてます。

お腹の筋力が弱い人は主に骨盤を支えるための筋肉。

インナーマッスルが弱いです!ぽっこりお腹の原因にもなります。

インナーマッスルとは?

腹横筋、腹斜筋で構成され

腰周りをコルセットのように包み込んでいる筋肉です。

ここが弱いとまず土台である骨盤を支えられなかったり

内臓の位置を固定する筋肉でもあるので

 

自分でここを鍛えられる人は大丈夫ですが

それをできる人は多くありません

 

寝てるだけで筋トレなんでずるい!なんて聞きますが

治療のためなら機械を使って筋トレしても良いんです!

 

 

以上が猫背のお話しになります。

2回に分けてお話ししましたがどうでしたか?

 

姿勢についてのお悩みがある人は

早めの治療始めると効果大です!

 

特に慢性的な症状がある人は

根本治療をしていくことで

日常生活、仕事、趣味で身体がキツくなる頻度は減ります!

 

長年の肩こり、腰痛でお悩みの方は是非当院へご相談くださいね!

最後までご覧頂きありがとうございました!

猫背は4タイプ?【前編】

2020年09月2日

どうも✨

今回は猫背姿勢についてお話ししたいと思います!

 

猫背は4パターンある?

まず、猫背には4つパターンがあります。

まずは簡単に

・頸猫背

・肩猫背

・背中猫背

・反り腰猫背

 

ここで皆さん、腰も猫背に関係するの?

って思った方もいると思います。

 

まあ、焦らず今回は上二つの

頸肩の猫背についてお話ししますね!(笑)

 

頸猫背

これは、頸の骨(頸椎)

肩よりも前に出ている状態。

ストレートネックとも言われます。

本来頸の骨も含めて背骨(脊椎)は

画像のようにS字カーブをえがいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頸の骨は頭の重さを支えるために前弯しています。

 

ストレートネックになると…

頭の重さにより

→頸と肩周りの筋肉だけで

支えてしまい、頸の前側にある

 

 

 

 

 

 

・胸鎖乳突筋

・斜角筋

・その他頸部屈筋群

の筋緊張が高くなる。

 

 

 

その影響で頸の後ろ側にある

 

 

 

 

 

 

・頸部伸筋群

・僧帽筋

・肩甲挙筋

が引っ張られた状態が続きます。

 

 

これではどちらも筋肉の血流が悪くなり

硬くて痛めやすい筋肉になってしまいます…

 

これが、筋肉に無理な負担がかかり

慢性的な肩こりや寝違えなどの原因

なってしまいます。

 

ストレートネックのここが怖い…

頸の前側にある斜角筋が硬くなることで

肩から指先にかけての神経である腕神経叢

圧迫されてしまい同部位に痛みや痺れ、重だるさを生じる

斜角筋症候群が起こりやすくなること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネックにより頸のアライメント(正常な状態)が

崩れることで頸椎の隙間からでる神経が圧迫されて

頸から指先にかけて痛みや痺れ、重だるさを生じる

頸椎症のリスクが非常に高くなります。

 

これがストレートネックの恐ろしいところですね

スマホをずっと見ている人、デスクワーカーなどは注意が必要です!

 

 

肩猫背

これは、肩を内側に巻き込んでしまい

肩甲骨が外側に開いてしまっている状態

 

胸の筋肉である大胸筋、小胸筋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩甲骨に付着する菱形筋、僧帽筋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肩関節周囲の筋緊張が強くなったりする。

 

この猫背を引き起こす主な筋肉は

大胸筋、小胸筋です。

大胸筋は胸郭から上腕骨の付着する筋肉で

肩関節を内側に捻ったり脇を閉める時

使われる筋肉です。

 

小胸筋は肋骨から肩甲骨に付着する筋肉で

肩甲骨を外側に引きつける作用があります。

 

 

ここで皆さん

あることに気づかないですか?

 

この2つの筋肉が硬くなれば

肩を内側に巻き込んでしまうではありませんか!?

肩猫背の人のほとんどに胸筋の硬さがみられます。

 

そしてこの猫背も肩からから指先にかけて痛みや痺れ、重だるさを生じる

小胸筋症候群(又は過外転症候群)を生じることがあります。

 

これは先程も登場した腕神経叢

小胸筋と胸郭の隙間を通るため

小胸筋の緊張が強いとこの隙間で

神経が圧迫されてしまい症状を起こします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また肩関節周囲の緊張が高くなるため

中年以降に多い肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)

リスクが高くなります。

肩関節周囲は筋緊張が強い状態でいつも以上の動きをした際

筋肉に傷口ができてしまい肩関節に炎症を起こしてしまうものです。

 

肩関節周囲炎についてはこちら!

↓↓↓↓↓↓↓↓

四十肩、五十肩

 

今回は2つの猫背のパターンを紹介しました。

 

今回のような猫背を改善することでずっと悩んでいた

頸肩の症状が改善される可能性もあります。

 

当院では頸肩に対する猫背矯正を行っていますが

これらの筋肉に対するストレッチポールを使ったストレッチがメインになります。

 

もし長年頸肩にお悩みがある方は起きがるに当院にご相談ください!

 

続きはこちら

猫背は4タイプ?【後編】

学生の膝の痛みには注意??【オスグッド】

2020年08月28日

皆さんこんにちは!石井です。

 

凄く暑い日が続きますね。皆さん、熱中症には注意ですよ!しっかり水分とミネラルの補給をして、もし熱中症の症状が少しでもあったらすぐ日陰に移動して首元、脇、股関節などを冷やして仰げるもので仰いで風で体温を下げましょう!

 

さて今回ですが、小中学生に多い膝の痛み【オスグッド・シュラッター病】についてお話いたします。

 

オスグッド・シュラッター病とは。

皆さんはオスグッドといわれて聞いたことはありますか?

 

最近のスポーツをしている子供たち、親御さんの中では割と有名な名前だと思います。

 

まず、オスグッドとは走ったりジャンプしたりなどの競技に多い「ジャンパー膝」の一種で、

 

ジャンパー膝には、・大腿四頭筋炎・オスグッド・シュラッター病・シンディンラーセンヨハンソン病・ジャンパーズニーと4種類ありその中の1つです。

 

 

オスグッドは男女だと男子に多く、年齢は男子は10~15歳、女子だと大体2歳くらい早く起こります。

 

症状は、最初は走ったり動いた後に痛みを感じます。そして悪化してくると動いている最中に痛みを感じ、さらに悪化していくと何もしていなくても痛みを感じるようになります。

 

症状が進んでくると、骨の変形が出てきて膝の下が出っ張ってきます。

 

 

概要

オスグッドの概要ですが、

大事なのは【膝伸展機構】と、【成長期】という言葉です。

 

まず膝伸展機構とは、膝を伸ばす際に連動して働く「大腿四頭筋」「膝蓋骨」「膝蓋靱帯」「脛骨粗面」です。

 

ですので、膝の伸展運動をする際には【膝蓋粗面】に対して負担がかかるということです。

 

そして成長期

成長期には当然身長が伸びます。身長が伸びるときは成長軟骨が縦方向に伸びていくのですが、その部分は成長期は柔らかいです。

 

そして脚の部分では膝蓋粗面がある場所こそ膝の成長軟骨なのです。

 

それに加えて、身長が伸びるときは骨が成長します。

 

運動している成長期の子供は筋肉が硬く骨の成長スピードに筋肉の柔軟性が追い付いていけず、付着部である脛骨粗面を引っ張ってしまうとそこで炎症が起き痛みが出てしまいます。

 

症状は?

大まかな症状は2つ、「痛み」「骨の出っ張り」です。

 

先ほども書きましたが、

初期症状は走ったりジャンプした後に違和感痛みが出てきます。

初期段階では痛みは長引かず休めばすぐ落ち着きます。

 

次の段階に進むと走っている最中に痛みを感じ、脛骨粗面部圧痛熱感などの炎症症状がみられます。

 

さらに進むと歩行時、安静時にも痛みを感じズキズキとしてきます。

そして脛骨粗面はポッコリと膨らんで変形してくるのです。

 

最終段階は骨をはがしてしまい骨折してしまうことも稀にあります。

 

 

このように段階を踏んでいきますが、皆さん基本的には第二段階あたりで気づき第三段階で治療に来るので、当院にご来院の患者様はほかの治療院で「運動中止」といわれている人が多いです。

 

ですが、当院では【運動しながら痛みと付き合って施術していきます】!

 

 

当院では、運動をしながら施術していきます。

普通、運動はNGになることが多い外傷。

 

なぜ私たちがOKというのか。

それは、この症状は後遺症が残ることが少ないといわれているからです。

 

ですので、その場の痛みを多少我慢できるのであれば

施術とセルフケア、テーピングなどを行いながら運動はしてもOKです。

 

ただ、運動ではなく普通の日常生活動作(歩いたり、何もしなくても痛かったり)での症状が強ければオススメはしません。

 

そこは、「いつに大会があるのか」「本人の気持ち」などを鑑みながら親御さん、本人と相談して決めさせていただきます。

 

ストレッチ

ここでお伝えさせていただくストレッチは2種類。

すごく簡単なので皆さんぜひ試してみてください。

 

①大腿四頭筋ストレッチ

立位で片足立ちになり、浮いている足の膝を曲げます。

そのまま曲げていきかかとをお尻に近づけ、

さらに伸ばしていく場合は足を後ろに引いていきます。

 

②ハムストリングストレッチ

足を台に乗っけ、足首を90度にします。

そのまま、反動をつけず前かがみにしていきます。

 

 

どれも20秒から30秒で2,3回くらいやりましょう。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

もし同じようなお悩みがございましたら、ぜひ一度お身体をみさせていただければと思います。

 

四十肩、五十肩

2020年08月11日

こんにちは!

菊川駅前整骨院の平山です!

今回はなってしまうと厄介な

肩関節周囲炎についてお話ししようと思います。

 

肩関節周囲炎とは…?

四十肩、五十肩とも言われ、何らかの原因で肩関節周囲の組織筋肉、靭帯、滑液包、関節包)に

炎症が起こり肩関節の可動域制限を生じるものです。

 

中年以降に多いとされていて

人によっては痛みが強く日常生活に支障をきたすほど…

特徴的な症状

・髪の毛が洗いずらい

・髪を結ぶ動きができない(結髪動作

・エプロンや帯など身体の後ろで結べない(結帯動作

・肩や腕のあたりが動かした時や何もしていなくてもズキズキと痛む

・そもそも肩が上がらない

・肩の痛みが強く夜寝られない(夜間痛

 

などなど

 

これに当てはまる方は肩関節周囲炎の疑いがあるかもしれません…

 

原因

実は肩関節周囲炎の原因はハッキリと解明されていません!

 

ただ、なりやすい人の特徴はあります。

 

姿勢が悪い人】

 

 

 

 

 

 

 

姿勢が悪い人は肩が内側に巻き込んでしまっている人が多いです。(巻き肩

この巻肩は慢性的な肩こりはもちろん、肩関節周囲の筋肉、靭帯、

関節包(関節を包み込む袋)に負担がかかりやすくなり硬さが生まれます。

 

【あまり身体を動かさない人】

運動不足の人にも肩関節周囲炎は多くみられます。

人間の筋肉や靭帯、関節は自転車と同じで

使わなければ錆(硬さ)が生まれます(笑)

なので、比較的力仕事や身体を動かす時間が長い人より

デスクワークなど座る時間が長い人の方が起こりやすいと言われています。

 

 

この二つに共通することは

筋肉、靭帯、関節包の硬さです。

この硬さが出ている状態で無理に肩を動かしてしまうと…

肩関節の組織に傷がついてしまい炎症が起こります。

 

当院に肩関節周囲炎で通っている患者様でこの特徴に当てはまる方は多いです。

 

症状の分類

肩関節周囲炎の症状は三段階に分類されるってご存知ですか?

 

炎症期

肩関節周囲の組織に傷口ができてしまい炎症を起こしている時期。

この時期は痛みが強く、肩を動かすのもままならない状態です…

 

何もしていなくてもズキズキと痛み、ほとんど肩を動かせないので

日常生活に支障をきたします。

また、痛みで眠れなくなり寝不足になる方も少なくありません。

 

拘縮期

炎症期が落ち着き、痛みが少なくなる時期です。

炎症期ではほとんど肩を動かすことができず、その影響で

肩周囲の組織が固まってしまった状態(拘縮)になってしまいます。

この拘縮が原因で肩の可動域制限や動かした際の痛みを生じます。

 

個人差はありますが数か月~半年この症状が続くことがあり

改善に時間がかかる時期です。

 

回復期

ここまできたらあと少し!

拘縮期の硬さも取れてきて徐々に肩関節の可動域が広がってくる時期です。

痛みもなくなってきて日常生活も支障が出ることが少ないので、残っている硬さに

対してのアプローチやストレッチを増やします!

 

 

治療法

肩関節周囲炎は週3回以上の治療をしても8か月前後かかると言われており

治るのに時間がかかる症状になります。

長期戦になるので各時期に適切なアプローチをしていくことが

早く改善するための近道になり、これが重要になります!

当院では各時期に適した治療をしております。

 

炎症期

この時期はなにをしていても痛いです…

でも痛いからと言って【ただの安静】はダメ絶対✋

実は炎症期の治療が拘縮期を長引かせないため各時期の治療で最も大切です!

 

とは言っても傷口ができている部分を無理に触っての治療は行いません。

炎症期は患部を触っただけで痛みますし、悪化させる危険があるからです。

 

まず当院では

炎症に対してのアイシング

肩の安静を保つために三角巾で腕を吊る

(肩に重力がかからないようにするため)

筋膜の繋がりを利用して前腕部、肘、母指球の筋肉に

 アプローチをして離れたところから肩周囲の筋肉を緩める。

 これは痛みが出ている場所以外にも肩に負担をかけている筋肉が沢山あるからです。

 泥棒に例えるなら、肩関節は被害者負担をかける筋肉が犯人です。

 被害者だけにアプローチをしても犯人(原因)を捕まえなければ事件は解決しませんね!

 

 

拘縮期

炎症期と違って痛みが少ない時期です!

ここからは肩関節や肩甲骨の動きを改善して可動域を広げていく

治療がメインになります。

 

当院では筋膜リリースや当院オリジナルの肩甲骨調整、

お家でできるストレッチや体操などをお伝えしています。

 

補足

この肩関節周囲炎に症状が似ているものがあります。

・石灰沈着性腱炎

・腱板損傷、断裂

 

この症状がみられる人は治療しても全く改善がみられなかったり

夜に痛みが強くなるなどの特徴があります。

 

この二つに関しては整形外科での画像診断が必要になり、

見逃してしまうと治るまでの時間がとても長くなってしまうので

注意が必要です。

 

私もしかしたら…

つい最近肩を痛めてしまった…

などお悩みの際は

菊川駅前整骨院にご相談くださいね!

 

 

最後までお読み頂きまして

ありがとうございました。

 

腰椎椎間板ヘルニア

2020年07月30日

皆さんこんにちは!菊川駅前整骨院の石井です ☺

 

皆さんは腰痛と聞いて、何を思い浮かべますか?

様々な答えがあるとは思いますが、腰痛と聞いたら皆さん「ヘルニア?」と聞いてくる方が多く感じます。

 

ですので今回は「ヘルニア」についてお話させていただければと思います。

 

 

ヘルニアとは?

まずヘルニアのそもそもの意味は、

「本来あるべきところから脱出、突出した状態」のことを言います。

 

椎間板ヘルニアの場合ですと、

背骨と背骨の間には【椎間板】というクッションが存在し、中心にある水分が多い【髄核】とそれを取り囲む【繊維輪】で構成されています。

 

それが負担がかかることによって繊維輪を髄核が突き破り、腰にある坐骨神経にあたってしまうのです。

椎間板ヘルニアは20代~40代の男性に多いとされており(年齢を重ねると体の水分が抜けていき、髄核の水分がなくなるためヘルニアになりにくくなっていく)、比率としては男女で2~3対1くらいになります。

 

症状

椎間板ヘルニアで一番気を付ける症状は、【坐骨神経痛】です。

 

基本的には、髄核が真後ろ=脊髄側に飛びだしてもそこには靱帯があるため真ん中をよけて片方のみに髄核が飛び出ます。

片方の臀部から足までに症状が出て、「しびれ」「ツッパリ感」「灼熱感」「締め付け感」「鈍い感覚」などを感じてしまうことがあります。

 

ひどいときは排尿や排便に障害が出てしまう膀胱直腸障害、思ったように動きが悪くなる麻痺、神経症状による筋の萎縮を伴うこともございます。

 

動作では、特に前かがみをするのが辛く、痛みが強い場合は疼痛性側弯と言って痛みを抑えるために体を横に曲げてしまうことがあります。

この【疼痛性側弯】を痛みが引くまで放っておいてしまうとそのまま固まってしまうこともありますので注意が必要です。

 

どういう人が起こりやすいの?

先ほどご説明したように、背骨と背骨のクッションの役割がある椎間板。

日常的に負担がかかることが多いと痛めてしまうことがあります。

 

つまり、仕事だと特に重いものを持ち上げる倉庫作業や、トラックなどの荷物を持ったり。

あとはそもそも姿勢が悪いと何をするにも負担がたまりやすいといわれています。

 

そして力作業をよくする年代20代~40代の男性に多く発生しやすいといわれています。

 

好発部位

脊椎の中で腰椎は5つあり、起きやすい順番としては

①腰椎の4番目と5番目の間

②腰椎の5番目と仙骨の間

③腰椎の3番目と4番目の間

 

というように腰の下の方でヘルニアになってしまうことが多いです。

 

基本的には起こったところから神経ラインに沿って下に痺れや痛みが発生しますが、

ヘルニアになってしまった原因の筋肉の硬さから背中全体に痛みが出たりなどもしてしまいます。

 

もしなってしまったらどうすればいいの?

もし、ヘルニアになってしまった。もしくはヘルニアかもしれない。と思っても焦らないでください。

皆さんは、ヘルニア=手術と思っている方もいらっしゃいますが、基本的には今の考え方では手術はしなくても大丈夫です。

その理由は、【ヘルニアは自然消滅する】からです。

 

どういうことかというと、血中にある「白血球」のうちの一つ【マクロファージ】の作用の、異物を食べて消化する【貪食作用】によって髄核を食べてくれます。

 

ですので、平均3か月~6か月で自然にヘルニア自体はなくなるのです。

 

ですが、先ほど書きました「膀胱直腸障害」「麻痺」「萎縮」が出てきてしまっている場合は急を要しますので手術をオススメさせていただき、整形外科などに紹介状を書いていっていただくこともございます。

 

当院で

当院では、ヘルニアが疑われる患者様には

整形外科テスト【SLRテスト】【ブラガードテスト】【FNSテスト】などを行い、ヘルニアが起こっているのか、どこで起こっているのか、重症度合いなどを確認していきます。

ヘルニアを起こしてしまっている筋肉、筋膜、関係している関節などからアプローチ。

 

そして菊川駅前整骨院が大事にしているのは、【減圧】してあげることです。

椎間板に圧がかかって髄核が出てきてしまうので、その圧を下げる施術をさせていただき、症状の軽減を図っていきます。

 

日常生活で過度な負担がかからないようにするために強弱様々なコルセット完備。お仕事に合わせてご案内させていただいております。

まとめ

ヘルニアと聞くと、怖くて焦ってしまうと思います。

ですが、そういう時だからこそ冷静に判断をして施術を受けることが大事です。

 

正しい施術を受けるためのご参考にしていただければと思います。

首の痛み、手のシビレには注意!

2020年07月16日

皆さんこんにちは!菊川駅前整骨院の石井です。

 

突然ですが、【頚椎症】について先日あったお話を交えてお話させていただきます!

 

ある日、自宅に帰ると、母が「首が痛い」「手がしびれる」「手の力が入らない」と言っており「首を動かせない」

とまで言っていました。

 

僕は、まさか…

と思いながら徒手検査法をいくつか行い、案の定頚椎症と判断いたしました。

僕はすぐさま自宅で出来る簡単な手技を行いながら簡単に頚椎症のことを伝え、数日かけて何とか症状は落ち着き、

幸い今は多少の首周りの痛みはあるものの、痺れ感や脱力感などは落ち着きました。

頚椎症とは??

頚椎症とは、加齢により椎間板の水分が減りクッション作用がなくなってしまい、日常的な首へのストレス不良姿勢などによって首の骨(頸椎)がぶつかり椎間孔(神経の通り道)を狭めてしまう、最悪の場合変形を伴ってしまうものです。

50代以降の男性に多く、同じ年代の女性に比べると倍くらいの罹患者がいるといわれています。

 

原因

首の骨は7つで構成されており、その頸椎の間に椎間板というクッションが存在します。

その頸椎の中は筒状になっておりその中を脊髄が通り、枝分かれして頸椎の間から神経根が通ります。

 

椎間板は主に水分で出来ており、20代あたりから徐々に水分が身体から抜けていきます。

そうすると椎間板が徐々につぶれ神経根の出口=椎間孔が狭くなってしまいます。

 

そしてそこがごつごつとぶつかることによって変形も伴ってしまい「骨棘」が出来上がってしまいます。

 

症状

圧迫が起こる場所によっては【変形性頚髄症】と言って、脊髄そのものを圧迫してしまうことがあります。

そうなると、首のあたりの痛みはもちろん、圧迫はそのまま下半身に向かう神経にたいして起こるので首から下に対してしびれ重だるさ脱力感などが左右両方に基本的に起こります。

歩行障害、下肢の筋力低下、麻痺、膀胱直腸障害(排尿、排便障害)が起こった場合は重篤な可能性が高いです。

 

圧迫する場所が神経根の場合ですと、首肩の痛み重だるさ、肩周りから腕周りまで神経支配領域に対してのシビレ脱力感、ひどいと麻痺が出てしまうこともあります。

 

また、上を向く動作が特に辛く、デスクワークなどが長く続くと症状が強く出てしまうことがあります。

基本的には片側のみに症状が出ることが多いですが、臨床上両側に出ることがたまにあります。

 

検査

ジャクソンテスト:首を後屈させ、圧迫することで椎間孔を意図的に狭め症状が増強するかを確認します。

 

スパーリングテスト:ジャクソンテストにプラスで側屈を入れ、より椎間孔を狭めるテストです。

 

菊川駅前整骨院では、病院ではないためレントゲンやMRIなどは取れません。

今現在出ている症状や徒手検査によって症状の確認します。

 

治療法

菊川駅前整骨院では度合いにより行う手技が違いますが、

・電気治療:当院では「干渉波」といわれるものを使っております。

電気刺激により筋肉を動かし、筋ポンプ作用で血流促進、筋肉の柔軟性UP、痛み物質の除去ができます。

 

・トリガーポイントマッサージ:痛みを出している原因の場所=トリガーを狙って緩めます。

 

・i-care式関節調整:i-careグループ独自の関節調整法になります。その場で関節の動きの変化を実感していただけます。

 

・筋膜リリース:全身を覆っている筋膜から原因を見つけ出し、筋肉と筋膜の滑りをよくする治療法です。

 

・関節矯正治療:変形がないときのみに行います。関節の位置を正しい位置に戻します。

 

・ハイボルテージ治療:高電圧電流を深部まで到達させる治療法です。消炎作用、痛み軽減、治癒力促進、筋の柔軟性UPが見込めます。

 

など、様々な施術方法があります。

 

 

まとめ

日常的に、肩こり、首コリがひどいくらいに思っていた人が突然激痛に襲われたり、痺れが出たりしてしまいます。

 

最近肩こりの痛みが強くなった》《上を向くと辛い》《腕、手にしびれが出ている》などの症状が少しでもありましたら治療を受けることをオススメいたします!

 

その際はいつでもご相談くださいね☆

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