外側上顆炎について
2022年06月14日
こんにちは!菊川駅前整骨院です!
今回は外側上顆炎(テニス肘)についてお話していこうと思います。
最近ものを持った時に肘に痛みや違和感を感じている方は必見です!!
実はこの症状かなり進行すると長引くことがあります。
そうなる前に今知っておくべきことをお伝えします!!
症状
・何もしてないときは痛みは出ない
・鞄などの荷物を持てなくなる
・ペットボトルなどのキャップが開けられなくなる
・イスが引けなくなる
・料理などで包丁やフライパンなどが持てなくなる
・ドアノブを回せなくなる
・雑巾やタオルなどを絞ると痛む
症状がひどくなってしまうとどうなるのか?
外側上顆炎はほとんどの確率で保存療法で改善するとも言われていますが、日常生活から手はよく使うことが多いので症状が長引き痛みがなかなか治りづらいのが現状です。
ひどくなる場合、コップを持つのでさえ困難になってきてしまい日常生活ほとんどの動きに支障をきたしてきます。
外側上顆炎が陽性となるテスト法
①ミドルフィンガーテスト
②トムゼンテスト
①ミドルフィンガーテスト
被検者は手、手指関節を全て伸展位にする。
は伸展位にしている中指を屈曲方向へ押していき、被検者はそれに抵抗して伸展位を保持してもらう。この際に肘関節外側に痛みが出れば陽性となる。
②トムゼンテスト
被検者は肘関節伸展位で握り拳を作っておく。
施術者は下に力を加えて被検者はそれに抵抗する様に上に力を加える。その際に肘関節外側に痛みが出れば陽性となる。
この2つの症状どちらかが出れば外側上顆炎となります。
その他にも、
③チェアテスト
肘を伸展位にして手首を内に捻り持ち上げて痛みが出れば陽性です。
そもそも外側上顆炎(テニス肘)とはなにか?
外側上顆炎(テニス肘)とは。。。
腕(前腕)を酷使することにより指などを伸ばす前腕の伸筋群が硬くなり、その起始部である上腕骨外側上顆(肘の外側の骨)に痛みが生じる事です。
テニスでのバックハンドや重いものを持ち上げる際に痛みを感じます。
テニスプレイヤーに多い疾患からテニス肘と呼ばれるようになりました。
これが外側上顆炎、別名テニス肘になります!
この症状が手首にきてしまうと腱鞘炎として扱われます。
その場合どこに出やすいのか?
1番出やすい箇所は手首の親指(橈骨)側に出ます。
普段よく手首を使う仕事や重い物を持ったりする作業が多い方に多発します。
その場合、痛みの原因となる筋肉は”短橈側手根伸筋”という筋肉です。
これが手首の腱鞘炎を生み出す原因の筋肉になります。
筋作用としては手首の伸展と橈屈なのでその逆の動きをして痛みが出た場合、腱鞘炎となります。
この痛みを出している筋肉(短橈側手根伸筋)の始まる場所こそが肘の外側である上腕骨外側上顆でテニス肘になってしまうところなのです。
つまりこの筋肉を使う動作が多い方はこの2つのうちの症状が出やすいという事です!
最後に
まずは肘の外側に違和感、痛みを感じたら早めにご相談してください。
なぜなら痛みが強くなってからでは完治するまでに時間がかかる可能性があるからです!
当院では手技療法だけではなく疼痛軽減するためのハイボルテージ治療や超音波治療などの物理療法も行っております。
外側上顆炎についてなにかわからないことがあれば、菊川駅前整骨院にお気軽にご相談ください!