腰椎椎間板ヘルニア

2024年05月15日

皆さんこんにちは!菊川駅前整骨院の石平です!

 

皆さんは腰痛と聞いて、どんな腰の状態を想像しますか?

様々な答えがあるとは思いますが、腰痛と聞いたら皆さん「ヘルニア?」と聞いてくる方が多いイメージがあります。

 

ですので今回は「腰椎椎間板ヘルニア」についてお話させていただければと思います。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアとは?

そもそもヘルニアとは?

「本来あるべきところから脱出、突出した状態」のことを「ヘルニア」と呼びます。

 

椎間板ヘルニアの場合だと、、、

背骨と背骨の間には【椎間板】というクッションが存在し、中心にある水分が多い【髄核】とそれを取り囲む【繊維輪】で構成されています。

 

それが負担がかかることによって繊維輪を髄核が突き破り、腰にある坐骨神経にあたってしまうのです。

椎間板ヘルニアは20代~40代の男性に多いとされており比率としては男女で2~3対1くらいになります。

 

症状

椎間板ヘルニアで一番気を付ける症状は、【坐骨神経痛】です。

 

基本的には、髄核が真後ろ=脊髄側に飛びだしてもそこには靱帯があるため真ん中をよけて片方のみに髄核が飛び出ます。

片方の臀部から足までに症状が出て、「しびれ」「ツッパリ感」「灼熱感」「締め付け感」「鈍い感覚」などを感じてしまうことがあります。

 

ひどいときは排尿や排便に障害が出てしまう膀胱直腸障害、思ったように動きが悪くなる麻痺、神経症状による筋の萎縮を伴うこともございます。

 

動作では、特に前かがみをするのが辛く、痛みが強い場合は疼痛性側弯と言って痛みを抑えるために体を横に曲げてしまうことがあります。

この【疼痛性側弯】を痛みが引くまで放っておいてしまうとそのまま固まってしまうこともありますので注意が必要です。

 

どういう人が起こりやすいの?

クッションの役割がある椎間板ですので、圧が加わったり不良姿勢による腰椎へのストレスが原因となります。

つまり、日常的に負担がかかることが多いと痛めてしまいます。

そして力作業をよくする年代20代~40代の男性に多く発生しやすいといわれています。

 

どこに起こりやすいの?

脊椎の中で腰椎は5つあり、起きやすい順番としては

①腰椎の4番目と5番目の間

②腰椎の5番目と仙骨の間

③腰椎の3番目と4番目の間

 

というように腰の下の方でヘルニアになってしまうことが多いです。

ヘルニアになってしまった原因の筋肉の硬さから背中全体に痛みが出たり神経ラインに沿って下に痺れや痛みが発生します。

 

もしなってしまったらどうすればいいの?

皆さんは、ヘルニア=手術と思っている方もいらっしゃいますが、基本的には今の考え方では手術はしなくても大丈夫です。

その理由は、【ヘルニアは自然消滅する】からです。

 

どういうことかというと、血中にある「白血球」のうちの一つ【マクロファージ】の作用の、異物を食べて消化する【貪食作用】によって髄核を食べてくれます。

 

ですので、平均3か月~6か月で自然にヘルニア自体は無くなると言われております。

 

ですが、先ほど書きました「膀胱直腸障害」「麻痺」「萎縮」が出てきてしまっている場合は急を要しますので手術をオススメさせていただき、整形外科などに紹介状を書いていっていただくこともございます。

 

菊川駅前整骨院では

当院では、ヘルニアが疑われる患者様には

整形外科テスト【SLRテスト】【ブラガードテスト】【FNSテスト】などを行い、ヘルニアが起こっているのか、どこで起こっているのか、重症度合いなどを確認していきます。

ヘルニアを起こしてしまっている筋肉、筋膜、関係している関節などからアプローチ。

 

そして菊川駅前整骨院が大事にしているのは、【減圧】してあげることです。

椎間板に圧がかかって髄核が出てきてしまうので、その圧を下げる施術をさせていただき、症状の軽減を図っていきます。

まとめ

ヘルニアと聞くと、怖くて焦ってしまうと思います。

ですが、そういう時だからこそ冷静に判断をして施術を受けることが大事です。

お悩みの方はぜひ一度ご相談を。

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