腱板損傷について
2024年12月24日
こんにちは!菊川駅前整骨院です。
今回は腱板損傷についてお話しします!!
普段日常生活で何気なく使っている肩もふとした時に痛みが出る時ありませんか?
それ実は放っておくと腱板損傷になることがあるんです!
今日はその腱板損傷について紹介します。
そもそも腱板とはなにか。
肩関節の周りを覆っている表面の筋肉(アウターマッスル)の大胸筋、三角筋と中にある筋肉(インナーマッスル)である腱板(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)が連動して動かせるようになっています。
インナーマッスルが働く事で関節の動きを安定させスムーズに動かすことができます。
その腱板が損傷してしまうと肩関節の動きが制限されてそれに伴い痛みを生じてきます。
原因は色々あります。
1.外傷(ケガ)による損傷
転んでしまった、物に思いっきりぶつかってしまった、重い荷物を持っている事が多かったなどと肩に直接負担がきて痛める事があるのはもちろん、手を着いた衝撃で損傷する場合もあります。
2.年齢による筋腱の変性
意外と1番多いのがこの加齢性変性です。
年齢が増えていくにつれて筋肉や腱といった組織が脆くなっていき60〜70代での肩の痛みで五十肩の年齢でもないと思う方は意外と腱板損傷している可能性があるのです。
3.Over useによる損傷
野球のピッチャーなどは投球数が増えると腱板に対する負担がどんどん増えていきます。
その使い過ぎによって腱板損傷になり投げれなくなってしまう事があります。
このような要因が主に腱板損傷が切れてしまう理由になっています。
症状としては
自動運動のみでの肩関節の動きができなくなりある一定のところで痛みが出ます。
インナーマッスルは4つですが三角筋などのアウターマッスルなどがあれば多少は動かす事ができます。全てのインナーマッスルがやられてしまうと動かす事が困難になりますが、まず事故など意外で全て損傷している事が少ないので他の筋肉がカバーする事で動かす事ができます。
なので完全断裂しているか部分断裂しているかの判断はなかなか難しいのが現状です。
特に60代での腱板損傷は加齢性変性でなる事が多いため気付かないうちに断裂してる場合もあるので注意が必要です。
五十肩だと思っていて過ごしていたら実は腱板損傷だったことは結構あります。
損傷した後は?
損傷した場合、スペシャルテストをして陽性反応が出るかをまず見ます。
それが部分損傷程度なのであれば超音波治療やテーピング固定などで可動域の制限をかけて安静にしていきます。
もし完全断裂を疑うような症状であれば近くの病院などにいきMRIなとで確定診断をもらった方がいいですね。
部分損傷であれば自己治癒力があるので痛みなどは減っていきますが同時に可動域訓練も行なっていきます。
まずはどのような動作で痛みが出るのかを診て判断していきます。肩の痛みで何か困ったことがあれば菊川駅前整骨院にぜひ一度相談してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!